日頃より株式会社公共経営総合研究所へのご支援とご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
弊社は、2006年に発足しました。発足当時、日本は大きな転換期にあり、グローバル化による環境・エネルギー・資源問題、世界経済の混迷、国内産業・雇用の構造的転換、人口減少問題等、様々な問題を抱えていました。あれから8年、これらの問題は今なお解決しなければならない課題として山積しています。これに加え3月11日に発生した東日本大震災による精神的苦悩や日本経済への影響は、より一層閉塞感や先行き不安を募らせています。
弊社は、こうした閉塞的状況を打開する一助となるためにシンクタンク・コンサルティング機関として発足いたしました。お客様との協働で問題解決に取り組むこと、そして企画立案だけでなくそれを実施する「実行力」を伴うシンクタンク・コンサルティング機関を目指すという二点を当初より重点的に心がけて取り組んできました。弊社の人脈と実績により産学官および企業・業界の垣根を越えた事業関連アクターを結ぶ懸け橋的役割を果たすとともに、社員は事業ごとのPDCAサイクル全てのフェーズにコミットさせる協働事業形態をとっています。
実際これらの特徴を活かし、これまで官公庁や民間事業者様と連携して多数の事業に取り組んで参りました。その中で、弊社が問題提起や提案だけの「研究」で実績にかえる学術的研究機関ではなく、協働して実施・実行する「実行力」を伴うコンサルティング機関であるという有り難いお言葉を多く頂戴してきました。
以上のような考えを基本として、経営理念は、事業活動を通じて関連アクターやすべての皆様に「ゆたかな暮らし」と「よりよい社会」の「実現」により社会貢献していくことを掲げています。「夢と理想を現実に」とはこのような思いによるものです。
今後も弊社は事業活動を通じて社会とともに発展し、皆様から愛され社会に必要とされる企業となるべく努力して参ります。引き続きご愛顧賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 鈴木進